大麻解説 大麻とは?

解説

どうも、kmです。今回は「大麻」について解説していこうと思います。
動画版はこちら↓

大麻とは?

https://www.cnn.co.jp/world/35178473.html

大麻Cannnabis sativa Lはアサ科の植物で
胡麻や亜麻などと区別するために大麻と呼ばれるようになった植物です。

活性成分としては大麻特有の成分であるカンナビノイドが66種類含まれており、
主な活性成分はΔ-9-テトラヒドロカンナビノール(Δ-9-THC)です。
今回の記事ではこれが中心になるので、
特に記述がない場合THCはΔ-9-THCを示すことにします。

大麻は種によってTHCの含有量が大きく異なります
そのため、繊維を目的に栽培されるものと
薬理作用を期待して栽培されるものが存在します。
THCは葉に含まれていますが、雌花に最も多く含まれています

https://macaro-ni.jp/35056

麻の実が七味唐辛子に含まれているということは有名ですが、
七味唐辛子に含まれている実はほとんどTHCは含まれておらず、
また加熱処理を行い発芽しないように加工されています。

大麻取締法によると、大麻草の実と茎は制限されていないため、
七味唐辛子に含まれていることは法的には問題ありません。

実に含まれるTHCの濃度的にも0.2%程度の含有量とされていて、
1%以下の濃度ではほぼ症状は発生しないとされています。

大麻の歴史
大麻は6000年程度前である新石器時代ごろに
布やロープとして利用されていた形跡があるようです。
大麻の精神的な作用が発見されたのは正確な時期はわかりませんが、
3000年前ごろからその作用が把握されていたようで、
その作用の特異さから、宗教、医術、占星術などで使用されたようです。

日本では古くから麻は利用されていたようで、
万葉集に麻の服の歌が掲載されていたり、
全国の地名に麻に由来する名前が残されているなど広く使用されていたようです。

しかし、麻の精神作用について書かれた記録はないため、
過去日本に存在していた麻にはTHCはあまり含まれていなかった
のではないかと考えられています。
日本において大麻が乱用されるようになったのは1960年頃と言われています。

また、日本では1886~1932年まで日本薬局方に
「印度大麻」の名で大麻が収載されていました。
その当時の使用方法は鎮痛薬や麻酔薬として使用されたようです。
その後大麻より優秀な医薬品が続々出現したため薬局方からは削除されました。

今回の内容は以上になります。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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