今回は動画で取り扱ったネタを記事にしております。
動画と被る部分もありますが、動画で紹介できなかった部分も
追加で説明していますので、よかったら見ていってください。
動画版はこちら↓
それでは、今回のお話は、
「毒キノコの見分け方」
です!
世に毒キノコの見分け方は様々ありますが、果たしてそれは信用できるのか?
それを私なりにいろいろ検討してみました。
動画では1本で6つまとめて解説していますが、
ブログでは動画で解説している内容に+αという形でやっていきたいと思います。
動画版はこちら↓
それではさっそくやっていきましょう。
「派手な色のキノコは毒キノコ」
どうにもそれっぽいですが、結論から言うと迷信です。
そもそも色と毒素には何の関係もありません。色素と毒素は別です。
恐らく、ベニテングタケやドクベニタケなど、
派手なキノコの印象が強烈だったためにこのような方法が考案されたんじゃないか?と思います。
せっかくなので、地味な見た目をしているけども毒キノコという例をいくつか示しましょう。
実は、地味な色を持つ毒キノコはかなり多くあります。
一部ではありますが、有名どころをご紹介します。
タマゴテングタケ
https://www.weblio.jp/wkpja/content/タマゴテングタケ_タマゴテングタケの概要
こちらはタマゴテングタケ、α-アマニチンと呼ばれる強烈な毒を含んでいます。
アマニチンの詳しい解説は分量の関係でここではできませんが、
細胞のタンパク質合成を強く抑制し、細胞の生命維持を妨害します。
過去に動画で詳しく解説していますので、よかったらご視聴ください。
タマゴテングタケ解説↓
コレラタケ
https://www.city.maebashi.gunma.jp/soshiki/kenko/eiseikensa/gyomu/5/1/1/5473.html
かなり地味な見た目をしていますが、これも危険な毒キノコです。
毒性成分ははっきりとは特定されていませんが、
α-アマニチンと同様のアマトキシン類の化合物が含まれていることが知られています。
名前から想像できる通り、コレラ様の重篤な下痢を発現し、
しばらく後に肝機能、腎機能障害を発現し死に至るような危険なキノコです。
ドクツルタケ
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/kinoko/dokutsur.html
かなり有名な毒キノコなので知っている方も多いはず。
このドクツルタケものすごい強烈な毒キノコで、
ランキングを作るとしたら確実にトップクラスの実力者です。
毒成分はアマトキシン類、ファロトキシン類で、
先ほど紹介した二つのキノコの毒成分と大きな違いはありません。
要するにものすごく危険ということですね。
といった感じで、いくらでも地味な毒キノコは出てきます。
もしも、「派手な色のキノコは毒キノコ」を信用してドクツルタケなんか食べてしまったら…。
というわけで、派手なら毒、地味なら食べられるという判断基準は危険です。
タマゴタケ
https://ja.wikipedia.org/wiki/タマゴタケ
ついでなので、派手派手ですが食べられるキノコもご紹介します。
めちゃめちゃ目立ちそうな色してますが、れっきとした食べられるキノコです。
cookpadで検索すると14件もレシピが出てきます。
これだけレシピがあるのならなかなか食材として人気なのかもしれないです。
私はもちろん食べたことありません、食べたことがある方、感想を教えてください。
このタマゴタケなんですが、似たような見た目の「ベニテングタケ」があります。
見た目はこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベニテングタケ
そんなに似てる?と思われた方もいると思います。頭にツブツブついてますし。
しかし、このツブツブ雨が降った程度でなくなってしまう場合があるらしく、
それがなくなるとある程度似たような見た目になるらしいです。
それでも柄の色が違うのでわかる人にはすぐにわかるようですが、私はあまり自信ないです。
特に柄の部分が白いか黄色いかが分かりやすいらしいですよ。
動画作っている時にはいろいろなキノコを見比べましたけど、
だいたいが色のついているしめじかしいたけに見えてました。
ベニテングタケの解説もしていますので、詳しく知りたい方はこちら!
ベニテングタケ解説↓
かなり昔に投稿した動画なので、クオリティーについては許してください。
そのうちリメイクを作ると思います。
思ったより長くなってしまったため、一旦今回はここで終わりとします。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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